神秘主義者なのは知っています2016-03-26

 ≪Коле очень бы хотелось что-то сказать ещё горячее, ещё экспансивнее, но как будто что-то его коробило. Алёша это заметил, улыбнулся и пожал ему руку.
- Я давно научился уважать в вас редкое существо, - пробормотал опять Коля, сбиваясь и путаясь. - Я слышал, вы мистик и были в монастыре. Я знаю, что вы мистик, но...это меня не остановило. Прикосновение к действительности вас излечит... С натурами как вы не бывает иначе.≫

<試訳> コーリャは何かもっと熱っぽく、感情をこめて言いたくてたまらなかったが、何かが彼を押しとどめているらしかった。アリョーシャはそれに気づき、微笑んで彼の手を握った。
「僕はずいぶん前に、あなたが稀に見る優れた人物だと尊敬する事を学びました」 コーリャはまた取り乱して、もつれながらつぶやいた。「あなたは神秘主義者で、修道院におられたと聞きました。神秘主義者なのは知っています、でも・・・ それは尊敬の気持を妨げはしませんでした。現実との接触があなたを解き放つでしょうから・・・。あなたのような天性の方は当然そうなります」

・ アリョーシャに対してコーリャが率直な気持をどぎまぎしながら吐露します。これまでは気負って対抗するような言い方をしていましたが、内心では尊敬していたのです。

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