不定方程式のx2017-09-19

 ≪Без стоадания какое было бы в ней удовольствие: всё обратилось бы в один бесконеыный молебен: оно свято, но скучновато. Ну а я? Я страдаю, а всё же не живу. Я икс в неопределённом уравнении. Я какой-то призрак жизни, который потерял всё концы и начала, и даже сам позабыл наконец как и назвать себя.≫

<試訳> 「苦悩なしに人生に何の喜びがあるものか。全てが一つの果てしない祈りと化してしまうよ。それは清らかだろうけど、ちょぴり退屈だな。ところで僕はどうか? 僕は苦しんでるさ、でもやはり生きちゃいない。僕は不定方程式のxさ。あらゆる初めも終わりも失った人生の幻影のようなもので、とうとう自分の名前さえ忘れてしまったくらいだ」

・ 悪魔が人生に苦しみが必要だと強調するのは、自分の役割を正当化しているのだと思います。それでも、実体のない幻影の存在を自嘲気味に語るところには寂しさも感じます。

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