恐怖におののく2013-03-18

 ≪Поскакав на Воловью станцию, Митя хоть и сиял от радостног предчувствия, что наконец-то кончит и развяжет "всё эти дела", тем не менее трпетал и от страху: что станется теперь с Грушенькой в его отсутствие? Ну как раз сегодня-то и рушится наконец пойти к Фёдору Пасловичу? Вот почему он и уехал ей не сказавшись и заказав хожяевам отнюдь не открывать, куда он делся, если откуда-нибудь придут его спрашивать.≫

<試訳> ボロービャ駅へ駆けつけた時ミーチャは、ようやく “ あらゆる事に ” けりがつき解放されるという嬉しい予感に輝いていたが、それにもかかわらず、彼の不在中にグルーシェンカに今にも何かがありはしないかという恐怖におののいてもいた。ひょっとして今日にでも父フョードルと一緒になるとついに心を決めやしないだろうか?だからこそ彼は彼女に何も話さずに出て来たし、家主にも誰が聞きにやって来ても決して行先を洩らさないように頼んだのだった。

・ 突き動かされるように行動するドミートリィは希望と不安で心安らぐ間もありません。彼の気質や生き方からは “ あらゆる事 ” から解放された穏やかな姿を想像するのは難しいです。

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