善良な心の持ち主2018-04-22

 ≪Как старожил города, издавна знающий семейство Карамазовых, он дал несколько показаний весьма интересный для "обвинения", и вдруг, как бы что-то сообразив, присовокупил:
- И однако бедный молодой человек мог получить без сравнения лучшую участь, ибо был хорошего сердца и в детстве и после детства, ибо я знаю это.≫

<試訳> 昔からカラマーゾフ家を知っている町の古老のように、ヘルツェンシュツーベは “ 検事側 ” にとってはなはだ興味深い供述をいくつかしてから、突然、何か思いついたように付け加えた。
「しかしながら、かわいそうな青年は比較にならぬほど良い運命を享受する事ができたかも知れないのです。なぜなら、少年時代も、またその後も、善良な心の持ち主でした。私はそれを知っております」

・ “ 検事側にとって興味深い ” とは、ドミートリィの幼年期に養育を放棄した父への反感が育ち、犯行の遠因と見なせるからかも知れません。この医師は彼を哀れむ気持が強いのです。

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