酔っ払いの苛立ち2019-06-06

 ≪Господа присяжные, психология о двух концах, и мы тоже умеем понимать психологию. Что же до всех этих трактирных криков во весь этот месяц, то мало ли раз кричат дети али пьяные гуляки, выходя из кабакое и ссорясь друг с другом: "Я убью тебя", но ведь не убивают же. Да и самое это роковое письмо - ну не пьяное ли оно раздражение тоже, не крик ли из кабака выходящего: убью, дескать, всех вас убью!≫

<試訳> 陪審員のみなさん、心理学は両刃の剣ですが、私達も心理学を理解できます。ひと月の間じゅう居酒屋で喚き散らしていた事については、子供達や酒場から出てきた酔漢が互いに喧嘩をして、“ お前を殺してやる ” と叫ぶ事はよくあるではありませんか、でも実際に殺しはしません。問題の宿命的な手紙も、やはり酔っ払いの苛立ちであり、酒場から出てきた酔漢が、殺してやるぞ、お前らを皆殺しにしてやる! と叫ぶのと同じではありませんか。

・ 弁護士は酔って書かかれた手紙を証拠としての価値のないものと見なします。ドミートリィが手紙の事を忘れていたのは事実です。カテリーナがその手紙を受け取って、彼を助ける気持があれば何かできる事があったはずです。二人の感情の行き違いが、この法廷の場で彼の運命を左右するのです。

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