今さら何もかも無駄だ2020-06-12

 ≪Но нет! нет! всё сие втуне, и нечего говорить! нечего говорить!.. ибо и не один раз уже бывало желаемое, и не один раз жалели меня, но... такова уже черта моя, а я прирождённый скот!
- Ещё бы! - заметил, зевая, хозяин.
Мармеладов решительно стукнул кулаком по столу.≫

<試訳> 「いやよそう! だめだ! 今さら何もかも無駄だ、言ったってはじまらん! 愚痴はよそう!… 思い通りになった事も一度ならずあったし、人から憐れまれた事も何度かはあったんだからな…。だがな… これが自分の性根だ、生まれながらの畜生だ!」
「もっともだ!」 あくびをしながら主人が言った。
マルメラードフは、きっとなって拳でテーブルを叩いた。

・ 彼の胸の中に沁み込んだ無念な思いや苦悩や屈辱感が痛々しいほどです。酔っ払いの繰り言として聞き流せません。人間としての誇りを傷つけられ、自嘲するしかない悔しさに、拳の痛さは感じないでしょう。

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