チェブラーシカ ― 2010-07-05
日本のマンガやアニメーションが海外でも人気だそうです。鮮やかな色彩、激しい動きや効果音のものが多いようです。チェブラーシカは不思議なほど静かな雰囲気でストーリィが進行します。声を張り上げることもなく、むしろ哀調を帯びていて別の世界のお話のようにさえ思われます。本当は子供たちだってこのような落ち着いた雰囲気が好きなのじゃないか、目の回るようなスピードやけたたましい音や派手な色彩を好むと思い込んでいるのは錯覚か、ある人達の意図なのではと考えさせられます。チェブラーシカは八百屋のおじさんに箱からとり出される場面から始まり、何という動物か分からず正体不明ということになります。純真な彼は自分が物事の中心になることはないのですが、見守り、繋ぎ、慰める、ちょうどアリョーシャのような存在なのではと思い当たりました。
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