肩を震わせながら2016-01-13

 ≪Отец трепетал над ним, перестал даже совсем пить, почти обезумел от страха, что умрёт его мальчик, и часто, особенно после того, как проведёт бывало его по комнате под руку и уложит опять в постельку, - вдруг выбегал в сени, в тёмный угол, и, прислонившись лбом к стене, начинал рыдать каким-то заливчатым, сотрясающимся плачём, давя свой голос, чтобы рыданий его не было слышно у Илюшечки.≫

<試訳> 父親は心配して、酒さえぷつりと断ち、息子が死ぬのではとの恐怖に気も動転していた。よく息子の手を引いて部屋を歩かせてまたベッドに寝かせた後などは特に、いきなり玄関の暗がりに走り出て額を壁に押しつけ、肩を震わせながらイリューシャに聞こえぬよう声を押し殺してむせび泣き出すのだった。

・ 愛する息子の病状に耐えきれない父親の心情が切ないです。眼前で侮辱された父親に代わり、身を挺して許しを乞うたイリューシャです。この父と子の結びつきの強さは、カラマーゾフ家と鮮やかなコントラストをなす事にふと気づきました。

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