病気をを予見されていた2019-10-17

 ≪И это тогда, когда я сама, уже давно пред тем, прямо сказала ему, что не люблю Дмитрия, а люблю только его одного! Я от злости только на эту тварь на него озлилась! Через три дня, вот в тот вечер, когда вы вошли, он принёс ко мне запечатанный конверт, чтоб я распечатала тотчас если с ним что случится. О, он предвилел свою болезнь!≫

<試訳> しかも私はもうそれよりずっと前にイワンさんに率直に言ったのです、ドミートリィを愛していません、私が愛しているのはあなただけです、と! あの女への憎しみがもとでイワンさんに腹を立てただけなの! 3日後、あなたがいらしたあの晩、あの方が、自分に何かあった時にすぐ開封するようにと封をした封筒を持って来ました。ああ、ご自分の病気をを予見されていたのですわ!」

・ 公判の日よりも前に戻ってカテリーナとイワンの経緯が語られます。本編で明かされなかったところを補う形になります。私達も再びその時点、その場所に戻されて異なる視点に立つ感じになります。エピローグと題されながら単なる後日談ではなく、質も量も一編の小説そのものに感じます。

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