確かな希望を与えられなかった2019-10-09

 ≪Но если б и обе уехали, Катерина Ивановна не изменила бы своего решения и осталась бы ухаживать за больным и сидеть над ним день и ночь. Лечили его Варвинский и Герценштубе; московский же доктор уехал обратно в Москву, отказавшись предречь своё мнение насчёт возможного исхода болезни. Оставшиеся доктора хоть и ободряли Катерину Ивановну и Алёшу, но видно было, что они не могли ещё подать твёрдой надежды.≫

<試訳> しかし、たとえ二人とも去って行ったとしても、カテリーナは決意を変えずに留まって、昼も夜も病人を看護した事だろう。イワンを治療していたのはワルビンスキーとヘルツェンシュツーベ医師だった。モスクワから来た博士は、病気の結果起こり得る事について予断するのを断ってモスクワへ戻って行った。残った二人の医師はカテリーナとアリョーシャを励ましはしたが、明らかにまだ確かな希望を与えられなかった。

・ カテリーナの本宅はモスクワなので、イワンの事がなければ戻っていたところなのでしょう。彼は意識不明で医師達にも今後を見通せない状態です。アリョーシャが二人の兄を襲う不幸にどれほど心を痛めているか想像します。

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