ほとんど友達を持たず2020-12-29

 ≪"Да зачем, однако же? И каким образом мысль идти к Разумихину залетела мне именно теперь в голову? Это замечательно"
Он дивился себе. Разумихин был одним из его прежних товарищей по университету. Замечательно, что Раскольников, быв в университете, почти не имел товарищей, всех чуждался, ни к кому не ходил и у себя принимал тяжело.≫

<試訳> “ だがしかし、なぜだ? どうしてラズミーヒンの所へ行こうという考えが、こんな時に今日、頭に浮かんだんだろう? 実に不思議だ ”
彼は我ながら驚いた。ラズミーヒンはかつての学生時代の友達の一人だった。注目すべき事に、大学の頃ラスコーリニコフはほとんど友達を持たず、皆を避けて誰をも訪ねなかったし、人を迎えるのも億劫だった。

・ 人と接するのを好まない彼が、急にラズミーヒンを訪ねる気になったのが不思議なのです。あまりに重い問題を抱えた彼の心が無意識のうちに、分かち合える相手を求めたのかも知れません。ラズミーヒンが数少ない信頼のおける友として心に刻まれていたのでしょう。

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