突然ブリヌィなんか2020-01-29

 ≪- Непременно. - сказал Алёша.
- Странно всё это, Карамазов, такое горе и вдруг какие-то блины, как это всё неестественно по нашей религии!
- У них там и сёмга будет, - громко заметил вдруг мальчик, открывший Трою.
- Я вас серьёзно прошу, Карташов, не вмешиваться более с вашими глупостями, особенно когда с вами не говорят и не хотят даже знать, есть ли вы на свете! - раздражительно отрезал в его сторону Коля.≫

<試訳> 「是非行くべきですね」 アリョーシャが言った。
「まるで変ですよ、カラマーゾフさん、こんな悲しみに突然ブリヌッィなんかが出るなんて、この国の宗教では何もかも不自然です!」
「あの家ではサーモンも出るよ」 ふいにトロイの創設者を見つけた少年が大声で指摘した。
「真剣に頼むけどね、カルタショフ、馬鹿みたいにそれ以上口を挟まないでくれよ、君と話しちゃいないし、とりわけ君がこの世にいるかどうか知りたくもない時に!」 コーリャがその方を向いて苛立たしげに言い放った。

・ コーリャは知的に優れている反面、大人ぶるところがあります。アリョーシャと話している途中に割り込んだ級友を厳しく諫めます。確かに現実には子供らしい子供ばかりとは限らず、彼の個性が際立ちます。
ブリヌィはパンケーキやクレープに似た焼き菓子で、具をのせても食べます。葬儀の際にも死者を偲んで食べる習慣があるそうです。

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