働かざるインテリ2020-02-27

 ≪По воспитанию я белоручка, по наклонностям - кабинетный человек, но на имении, когда я приехал сюда, был большой долг, а так как отец мой задолжал отчасти потому, что много тратил на моё образование, то я решил, что не уеду отсюда и буду работать, пока не уплачу этого долга. Я решил так и начал тут рабротать, признаюсь, не без некоторого отвращения.≫

<試訳> 教養の面では私は働かざるインテリ、嗜好からすると書斎人なんですが、ここにやって来た時、領地には大きな負債がありました。それと言うのも、父が私の教育に多額の金をつぎ込むために借り受けたのです。それで私はこの負債を返済しないうちはここから離れずに働こうと決心しました。そう決心してここで働き始めたのですが、正直なところ、何かいやな思いがしないでもありませんでした。

・ アリョーヒンは学費の返済のために心ならずも領地に留まって働き出したのです。学業を終えて戻った田舎での生活は、これまでとかけ離れたものでしょう。都会で学業を修めるにはかなりの資金が必要だった事が分かります。

コメント

_ ひまわり ― 2020-02-27 08:51

いつの世も学業はお金がかかるもののよう。生きるためには、額に汗して食べていかないと、、、、ときに生きるために汗するのか汗するために生きるのか。食べなくても生きられるといいのに、他の命との引き換えに生きる動物たちはかなしい。

_ mir→ひまわりさん ― 2020-02-27 11:10

作家の高村薫氏が、「自然界の均衡が崩れて後戻りできないところに来ている… その原因を作っている存在に退場願うしかない…」という意味の事を書いていました。環境や食物連鎖を破壊してきた人類の一員でありながら、とはいえ生きて行かなければならない存在に、答えもなく考え込んでしまいます。

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