今日は怖れてるの2012-09-19

 ≪- Никого нет, Аграфена Александровна, сейчас кругом оглянула, я и щелку гляжу поминутно, сама в страхе-трепете.
- Ставни заперты ли, Феня, да занавес бы опустить - вот так! - Она сама опустила тяжёлые занавесы, - а то на огонь-то он как раз налетит. Мити, братца твоего, Алёща, сегодня боюсь. - Грушенька говорила громко, хотя и в тревоге, но и как будто в каком-то почти восторге.≫

<試訳> 「誰もいませんわアグラフェーナ・アレクサンドロブナ、辺りを今見てきましたし、しょっちゅう戸の隙間から覗いてます。自分でも怖くてびくびくしてるんですもの」
「鎧戸は閉じたわねフェーニャ、そうそうカーテンを下ろした方がいいわ ― こうして! 」 グルーシェンカは自分で重いカーテンを下ろした。「でないと明かりなど見たらあの人、飛んでくるわ。ミーチャをね、あんたのお兄さんをよ、アリョーシャ、今日は怖れているの」 不安そうではあったけれども、何かひどく高揚しているようにグルーシェンカは大きな声で言った。

・ ドミートリを怖れて落着かないグルーシェンカは、アリョーシャと話すどころではない状況です。そんな様子にアリョーシャが居心地のいいはずはないでしょう。

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